いつの時代も優しさを担当した人の名前は残らない
2024.10.04
2022.06.10
詩287
夫と子供と猫が
おのおの寝ている
並べた布団の上で
ふと
散らかった部屋ごと写真を撮った
私の魂はいつか
何もかも忘れて
ここに帰りたがるように思う
おのおの寝ている
並べた布団の上で
ふと
散らかった部屋ごと写真を撮った
私の魂はいつか
何もかも忘れて
ここに帰りたがるように思う
posted by はなほの at 02:36
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2020.05.30
2020.05.09
満月を探す


昨日(日付変わったのでおととい)は薄暗くなってきた時間帯に、満月を探しながら原付でブイーンと走っていた。うまくすれば地平線のそばにいる特別な月を見られるかもしれない、とわくわくしながら。
ああ、月の出の時間や方角を確認しておけばよかったのに‥と思いながらそわそわ。
満月を探しているときの心はもう本当にときめいているのだ。
見たからって、何がどうなるわけでもないけど、満月の日に満月を見るということがいつからかとても大事なことになってて、家に居ても気になって何回も窓から空を確認してみる。
特に月の出の時に立ち会えたらすごくラッキーで、先日まだ暮れかけの水色の空の地平線近くに大きな金色の満月が、建物の隙間に一瞬現れた時は、はああああっと世界を抱きしめたいような気持ちになった。
建物に遮られてどうしても見えなくなると、空が飛べたら!!って、本当にいつも思う。
なんでそんなに月を見ることにこだわっているのか自分でもよくわからないが、
月に特別な思い入れがある人は、私の中では孤独をかなりわかってくれるんじゃないかという気がしている。
長ーい街道を原付で走りながら探していた時の月のイメージと、もうすぐ家に着くっていうあたりで空を見てたら、雲のふちが妙に光っていて、「え‥もしかして、そこに月、いるの?」とどきどきしながら走ってたら、雲のきわから鋭い光を放つ点が現れて「月!やっぱり‥」となった時のイメージを描いてみた。
posted by はなほの at 00:18
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2020.01.10
親のぼり

体重が12kgを超えてきたおもちであった。
まだちっちゃい方だと思うけど、10kgの米袋だと思っていたのが2ヶ月くらい前から大きくなって急に1.2倍になっていた。
保育園でありがたいことに月一で身長体重測ってもらえるので、毎月楽しみにしている。
抱っこして運ぶよ えっさほいさ
posted by はなほの at 16:38
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2020.01.09
毎晩
posted by はなほの at 16:36
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2020.01.03
2020年あけましておめでとうございます
posted by はなほの at 01:56
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2019.07.18
2019.07.04
2019.07.02
なにしてんのかーちゃん??
posted by はなほの at 10:45
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2019.06.29
2019.06.25
起きてるよー
posted by はなほの at 15:25
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2019.06.21
優しさに抱かれている時代
4月からお世話になっている保育園の先生たち、おもちのことを本当に愛情込めて見てくれている。そして、いつも思うのは、私まで優しくされている。
毎日、何の曇りも疑いもない笑顔で、お母さんとして、信頼して迎えてもらう。今はおもちのいる二歳児クラス6人に対し、6人の先生が入れ替わりで担当してくれていているというとんでもない手厚さなのだが、どの先生も優しくて好きになってしまう。
この先生たちが好きで、もちろんおもちにとっての大事な社会だということもあり、この人たちの期待を裏切るのだけはダメだという思いが、私を真人間にしてくれていると思う。
なんとか遅刻もなく、洗濯物も間に合うように補充し、準備するように言われたものは翌日持っていくようにし、毎日連絡帳のすべての項目に記入したり、この生活が始まる前の自分にはとてもできそうもなく思えて不安だったことが、結構楽しくできている。
もちろん要領が簡単によくなるわけじゃないので、おもちが寝たあととかに、行事のお知らせの紙などを何回も読んで理解して、ほとんど徹夜で準備したりしているんだけど、とにかくこの生活に穴を開けてはならないと、そこだけはなんとか守れている。いつでも優しく、私を人間として信じてくれて扱ってくれる先生たちのおかげです。おもちの人生をこれから支えていく親としての根本の部分を育ててもらっていると思う。
人生のほんのひととき、小さい子供の親であるというこの時期、あとで振り返るとこの時ほど優しさに抱かれている時代はないのではないかと思う。
毎日、何の曇りも疑いもない笑顔で、お母さんとして、信頼して迎えてもらう。今はおもちのいる二歳児クラス6人に対し、6人の先生が入れ替わりで担当してくれていているというとんでもない手厚さなのだが、どの先生も優しくて好きになってしまう。
この先生たちが好きで、もちろんおもちにとっての大事な社会だということもあり、この人たちの期待を裏切るのだけはダメだという思いが、私を真人間にしてくれていると思う。
なんとか遅刻もなく、洗濯物も間に合うように補充し、準備するように言われたものは翌日持っていくようにし、毎日連絡帳のすべての項目に記入したり、この生活が始まる前の自分にはとてもできそうもなく思えて不安だったことが、結構楽しくできている。
もちろん要領が簡単によくなるわけじゃないので、おもちが寝たあととかに、行事のお知らせの紙などを何回も読んで理解して、ほとんど徹夜で準備したりしているんだけど、とにかくこの生活に穴を開けてはならないと、そこだけはなんとか守れている。いつでも優しく、私を人間として信じてくれて扱ってくれる先生たちのおかげです。おもちの人生をこれから支えていく親としての根本の部分を育ててもらっていると思う。
人生のほんのひととき、小さい子供の親であるというこの時期、あとで振り返るとこの時ほど優しさに抱かれている時代はないのではないかと思う。

posted by はなほの at 14:37
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2019.06.20
2019.06.07
網戸

先日網戸を入れたのですが、網戸屋さんがサイズをさっさか計って、当日にやっぱりトイレにも網戸付けたいかもしれないんですが、こういうタイプの窓に付けたらどういう形でいくらくらいでできるもんですかね?って聞いたら、当日対応できるよってお返事で、ちょっと特殊なやつだから五千円ね、他のやつから先に作ってるから考えてていいよって感じで、下に降りてってどんどこ網戸を作りはじめていて、手際のよさに感動してしまった。
下を覗いてみたら、網戸の枠の柱をまずばらばらにそのサイズに切ったりするんですね、知らなかった‥
で、ピンと張ったピカピカの網戸を結構短い時間で持って上がってきて、レールの上がない住宅だったので、そこに引っ掛ける仕様にしてくれていて、次々にさっさかさーっとはめて、すっすと動かして確認して、窓が全開にしてもずれる部分ができる形の窓なので、それでも虫が入らないようにはじっこにふさふさ付いているモヘアというところを長くしといたからって言って、あっという間に網戸のある暮らしへ‥
網戸屋さんがいない間にトイレにもつけちゃおー!と決めていたので、お願いしたんだけど、つけて本当に快適だった。なんて幸せ。網戸のある暮らし。今まで、結構網戸のない部屋にも住んで来たので、全部に網戸があって常に風が入れ替わっている快適さにもう日々打ち震えているのです‥部屋の中でも洗濯物がすぐ乾くし‥
で、網戸にした日から私にとっては毎日がきらきら輝きはじめたんだけど、翌日かなり暑い日で、おもちがおむつ一枚で畳の上でとろっとお昼寝した時に、すごく深く気持ちよさそうに寝ていて、ああ、風があるとよく眠れるんだーって思ってかなり感動したのです。その時の幸せな眠りを絵に描きたくなって、描きました。
ピンと張った新品の網戸をおもちがガンガン叩いて遊んでいる時はひ、ひぃ‥っとなるけど、結構丈夫そうだからまあ、大丈夫かな?日差しが当たってきらきらしている網戸を見るのが好きです。
posted by はなほの at 16:31
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2019.06.06
2018.08.30
2018.08.08
おもちへ 3
おもち、君が眠った後に、かあちゃんはこうして書くことに向かい合っています。
いつも、君が眠った後、部屋を片付けたり、お鍋を洗ったり、洗濯物を干したりしながら、頭の中で君に語りかけたいたくさんの言葉をストックしているのです。これはかあちゃんの趣味です。
ラジオで聴いたニュースとか、人のコメントとか、誰かに会って何かを思った後とかに、君に伝えたいと思うのです。
今日は、真面目さ、ということについて考えてました。
かあちゃんは、周りの人からあまり真面目な人と思われていないと思います。その理由は、実は、今までさんざん約束を破ったり、始めたことを続けられなかったりしてきたせいです…そこには弁解の余地はありません……
ですが、そういうのと別に、かあちゃんには、とても嫌いな不真面目さ、というものがあります。
たとえば、大人が、理由も説明せずに、君たち子供に何かを禁じたり君たちを叱ったりすること。
大人が子供に将来何になりたい?って聞くこと。
テレビを見て、テレビの中の人たちが馬鹿にしている人を一緒に馬鹿にすること。
テレビを見て、テレビの中の人たちが賞賛している人を賞賛することも同じです。
こういうことは、大人の世界では普通のこととしてあまり批判されることもないのですが、
とても不真面目なことだとかあちゃんは思っています。
なぜ不真面目かと言うと、このようなことはどれも、他の人に罪を押し付けたい、という気持ちから行われることだからです。
なぜ、他の人に罪を押し付けたい、なんて思うか説明しましょう。
大人はいつも恐れているのです。
自分が歳相応に成熟していないことを、です。
そして、成熟しないまま年老いて人生が終わってしまうことを、です。
とても臆病なのです。そして、臆病な人間は卑怯になります。
卑怯なので、他の人に罪の意識を押し付けたいのです。
そして、他の人が自分が罪深くだめな人間だと感じていてほしいのです。
罪を感じている人間が目につく場所にいれば、少しも成長しないまま、自分が少しましになった気になれるからです。
おもちには今、少しもそんなことが嬉しいなんてわからないと思うけど、
テレビのニュースを見ながら、いけないことをして捕まった人を見ている時なんかに、
大人がどんなに嬉しそうか見ればわかると思う。
ここで一応補足しておきますが、すべての人がそうだというわけではありません。
初めからそんな卑怯な考えを持っていない人もたくさんいるし、
自分で気づいたり、仲間に出会って気づいたりして、そういうことを嫌だと思うようになった人もいると思います。
ただ、人間は不幸にも他の人から渡された悲しみに染まっているうちに
自分も人に悲しみを渡す側になってしまうことが多いのです。
これから何回でも同じようなことを言うと思います。
いろんなことを強く思った時に、いろんな方向から何度でも言います。
それも、すでに多くの人がいろんなわかりやすい表現で残してきたものと同じようなことを、
もしかしたらずっと拙い表現で言うことになるかもしれないけど、かあちゃんなりに言い続けると思います。
価値観の共有には繰り返す、ということが有効だと思うからです。
もし君が聞きたいと言ってくれる話があれば、何回でもします。
-----
追記:
この文章はテキストファイルに書いているのですが、おもちへの呼びかけはすべてちゃん付けで書いています。
頭の中でも、実際に呼ぶのもほとんどちゃん付けです。
おもちはここで使っているあだ名ですが、おもちちゃんだと実際に呼ぶ時より一文字多いので、ちゃんは省略してます。
どうでもいいようなことですが、自分の中では少し違う感じがあります。
いつも、君が眠った後、部屋を片付けたり、お鍋を洗ったり、洗濯物を干したりしながら、頭の中で君に語りかけたいたくさんの言葉をストックしているのです。これはかあちゃんの趣味です。
ラジオで聴いたニュースとか、人のコメントとか、誰かに会って何かを思った後とかに、君に伝えたいと思うのです。
今日は、真面目さ、ということについて考えてました。
かあちゃんは、周りの人からあまり真面目な人と思われていないと思います。その理由は、実は、今までさんざん約束を破ったり、始めたことを続けられなかったりしてきたせいです…そこには弁解の余地はありません……
ですが、そういうのと別に、かあちゃんには、とても嫌いな不真面目さ、というものがあります。
たとえば、大人が、理由も説明せずに、君たち子供に何かを禁じたり君たちを叱ったりすること。
大人が子供に将来何になりたい?って聞くこと。
テレビを見て、テレビの中の人たちが馬鹿にしている人を一緒に馬鹿にすること。
テレビを見て、テレビの中の人たちが賞賛している人を賞賛することも同じです。
こういうことは、大人の世界では普通のこととしてあまり批判されることもないのですが、
とても不真面目なことだとかあちゃんは思っています。
なぜ不真面目かと言うと、このようなことはどれも、他の人に罪を押し付けたい、という気持ちから行われることだからです。
なぜ、他の人に罪を押し付けたい、なんて思うか説明しましょう。
大人はいつも恐れているのです。
自分が歳相応に成熟していないことを、です。
そして、成熟しないまま年老いて人生が終わってしまうことを、です。
とても臆病なのです。そして、臆病な人間は卑怯になります。
卑怯なので、他の人に罪の意識を押し付けたいのです。
そして、他の人が自分が罪深くだめな人間だと感じていてほしいのです。
罪を感じている人間が目につく場所にいれば、少しも成長しないまま、自分が少しましになった気になれるからです。
おもちには今、少しもそんなことが嬉しいなんてわからないと思うけど、
テレビのニュースを見ながら、いけないことをして捕まった人を見ている時なんかに、
大人がどんなに嬉しそうか見ればわかると思う。
ここで一応補足しておきますが、すべての人がそうだというわけではありません。
初めからそんな卑怯な考えを持っていない人もたくさんいるし、
自分で気づいたり、仲間に出会って気づいたりして、そういうことを嫌だと思うようになった人もいると思います。
ただ、人間は不幸にも他の人から渡された悲しみに染まっているうちに
自分も人に悲しみを渡す側になってしまうことが多いのです。
これから何回でも同じようなことを言うと思います。
いろんなことを強く思った時に、いろんな方向から何度でも言います。
それも、すでに多くの人がいろんなわかりやすい表現で残してきたものと同じようなことを、
もしかしたらずっと拙い表現で言うことになるかもしれないけど、かあちゃんなりに言い続けると思います。
価値観の共有には繰り返す、ということが有効だと思うからです。
もし君が聞きたいと言ってくれる話があれば、何回でもします。
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追記:
この文章はテキストファイルに書いているのですが、おもちへの呼びかけはすべてちゃん付けで書いています。
頭の中でも、実際に呼ぶのもほとんどちゃん付けです。
おもちはここで使っているあだ名ですが、おもちちゃんだと実際に呼ぶ時より一文字多いので、ちゃんは省略してます。
どうでもいいようなことですが、自分の中では少し違う感じがあります。
posted by はなほの at 03:41
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2018.07.31
おもちへ 2
おもち、今日も可愛かったね。
君のことを思い出す時、初めに浮かぶ顔があります。
君が何かを示しているのに、かあちゃんがわからなかったような時に君がする、
怒っているような、がっかりしているような顔です。
(ちょっと外国人のような、日本人の感覚からするとオーバーにも見える表情です。)
君がその顔を思い切りしてくれることが、かあちゃんは嬉しいのです。
君にごめん、と素直に思える自分のことも好きでいられます。
もちろんその顔をさせたままにはしませんよ。
ありがとう。
君のまっすぐさが本当に好きです。
世界中の人が、君のように自分を表現できて、それを受け止め合うことができるように、
少しでもそのためになることをかあちゃんはやりたいです。
君のことを思い出す時、初めに浮かぶ顔があります。
君が何かを示しているのに、かあちゃんがわからなかったような時に君がする、
怒っているような、がっかりしているような顔です。
(ちょっと外国人のような、日本人の感覚からするとオーバーにも見える表情です。)
君がその顔を思い切りしてくれることが、かあちゃんは嬉しいのです。
君にごめん、と素直に思える自分のことも好きでいられます。
もちろんその顔をさせたままにはしませんよ。
ありがとう。
君のまっすぐさが本当に好きです。
世界中の人が、君のように自分を表現できて、それを受け止め合うことができるように、
少しでもそのためになることをかあちゃんはやりたいです。
posted by はなほの at 23:32
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