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新都社で漫画を描いています
・「ひとりぼっちのケリル」(2012/12/14更新・連載中)
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・「ふわ〜り」(2010年夏ホラー漫画企画作品)
◆絵本(新都社文芸)
・「チャリティー・マラソン」(2012/08/31 読切)

2014.05.04

詩274

人のことを考えるということ、愛するということは
そんな都合のいいものではない
大事なのは統合されているということ
一貫性だ

誰だって自分を天使だと思いたい
綺麗な瞳をしたまま
無抵抗な人々を沢山殺した権力者は
いっぱい居ると思う

本当に人が優しいのは
自分に100%の愛情で向かい合ってくれた時ではなくて
自分が怒らせてしまったにも関わらず
耐えてくれた時なんだ

人は普段は優しいのは当たり前だなんだ

優しかった記憶を持って統合されない人の愛を信じようとすれば
振り回される

人間を天使と悪魔に分裂させる呪いに
私たちは打ち勝たなくてはならない

悪の法案を通す政治家は国民に信頼されればされるほど
最後まで責任を持って騙し通さなければならないという
使命感を持つのではないだろうか
御用学者だってきっとそう、
みんなを騙して殺してやろうと思っているんじゃない、
どうせ死ぬなら死ぬまで責任を持って信じさせてやろうと思って
嘘をつくんだ

そうなると、本当のことを知りたいという考えを持つ人を
排斥しなければならない、と
本気の正義の心で思うかもしれない

人間は誰しもジキルとハイドを持っているのだ
それを統合しようという努力を怠れば
自分に都合のいいジキルの自己像のみを持って
本当は自分の罪に耐え続けてくれた相手を糾弾しかねない

嫌われている人は多分いい人だ
都合よくいい人だった時の自分ばかり覚えている人は
気分がいい時には必要以上に人に優しく正しい自分であろうとするに違いないから

分裂した親の愛を信じようとする子供は
信じようとする故に自分が分裂する

多分戦争は、
愛を統合しようとしない愛深き人によって決められてしまう
平和を愛する我々よりもずっとずっと深い愛で

みんな笑顔がチャーミング
みんな物乞い

親は物乞い
年寄りは物乞い
ボランティアは物乞い

物乞いは死ぬ時に天国に行きたがっている

いっときだけの優しさを安売りしない人は大人
大人はきっと嫌われる優しさを持っている
posted by はなほの at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) |