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新都社で漫画を描いています
・「ひとりぼっちのケリル」(2012/12/14更新・連載中)
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・「ふわ〜り」(2010年夏ホラー漫画企画作品)
◆絵本(新都社文芸)
・「チャリティー・マラソン」(2012/08/31 読切)

2004.12.30

アクリル画:音楽

画像:音楽(2002.11 アクリル、イラストボード 59.4×84.1cm) 絵をクリックすると大きい画像のアクリル画ギャラリーに入ります。
画像:音楽(2002.11 アクリル、イラストボード 59.4×84.1cm)
絵をクリックすると大きい画像のアクリル画ギャラリーに入ります。

2005.11.14(18:00)
【追記】
イラストボードというものを初めて使ったんだけど、薄いのに丈夫でとてもよかった。固い厚紙みたいなもの。普通の紙は折れないように気を使わなきゃならないし、キャンバスは木枠に布が張ってあるから尖ったものでも当たったらへこんだりして危ない(ものの扱いが乱暴だった)。その点イラストボードは軽いし折れにくいので、イーゼルに乗せてくるくる向きを変えながら描くには便利であった。

この絵は実は全体を丸で埋め尽くすつもりで描き始めたんだけど、あるイベントに展示するのに間に合わなかったという理由でこの状態で終わった。(そんなのばっかりだけど。)当日の朝まで徹夜で丸を描き続けたんだけど結局終わらず…。
間に合わない!!いつも…いつも…、何ひとつ!人との約束の前日は必ず徹夜になる。自分で決めた約束、自分で入れた予定、自分で応募した公募の類…、結局満足に準備して臨んだことが、人生で一度もない!!当日が迫るにつれてどんどん後悔がつのる。そして当日直前まで準備に追われている。泣きながら…。締め切りの数分前になっても完成が見えないという冗談みたいな状況に、ふと他人事のように感じたりする。そして本番は死ぬほど体調が悪い。おええっ。ぐず。私みたいな人って、どうして周りにいないのだろう?

しかしこの絵に関しては、結果的にこの方が動きがあってよかったと何人かの人が言ってくれて、そう言ってもらっているうちに自分でもよかったような気がしてきた。…ので、よかった!!(こうやってさっきまでの自分の惨めさをすぐ忘れようとするから繰り返すのか?)

そういうつもりで描き始めたわけじゃないんだけど、泡みたいな感じになった。液体の表面でしゅわしゅわしゅわしゅわ〜っと。泡粒同士がいたる所で引き合ってくっ付いて、泡が弾けて消えたところを埋めながら、全体がざわざわと動き続ける。
泡のひとつひとつは存在。自分が小さな泡のひとつで、全体の広がりの中に見失われる。果てしなく大きな宇宙の秩序に、ひとつの点は完全な全体となる。

タイトルの「音楽」は、実は自分でつけた訳じゃなくて、この絵を見てくれた方が「この絵には音楽を感じます」って言ってくれたので、そのままつけました。何しろこれを展示した当日、会場に向かいながら「何てタイトルにすればいいかな〜」ってすっごい悩んでたんだけど結局決まらなかったのだった。何て言うか、この絵で言いたいことは生活の延長であって、時間、存在、感覚、宇宙、世界…すべてで、どれかを言ってしまうとバランスが悪いような……。それで、それを表す違う形のものに代弁してもらうみたいな感じで、「音楽」は丁度よかったかもしれない。

この絵についての文章はマグカップとマウスパッドの販売のお知らせ(画像:エクスタシー)にも書いたことがあるので、よかったらそちらも読んでください。
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posted by はなほの at 08:23 | アクリル画